ポーランド旅行5日目。
ホテルを出発して70km離れたオシフィエンチムへ。
この日見学するのは今回の旅の一番の目的地でもある世界遺産『アウシュビッツ強制収容所』
第二次世界大戦中の1940年にナチス・ドイツによって占領地であるポーランドに建設され大量虐殺が行われた強制収容所です。
入場の手続きを待っている人たちが大勢います。
世界中からたくさんの人々が見学に訪れます。
コロナ前の2019年度には年間230万人もの人が訪れたようです。
ちなみに広島の平和祈念資料館はどの位来館者がいるのか調べたら年間170万人を超えるらしいからこちらも相当すごい
そしてさらにすごいのはアウシュビッツ強制収容所は入場料が無料だという事。
ちょっと考えられないですよね。
アウシュビッツ強制収容所には第一強制収容所とさらに規模の大きい第二強制収容所があり第二強制収容所を「ビルケナウ」と言います。
言わずと知れた負の遺産ですが、アウシュビッツに関してはお伝えしたい事がたくさんあるので何回かに分けて記していこうと思います。
この日案内してくださったのはポーランド在住の日本人ガイドさんのアキさん。
とても素敵な方で大変わかりやすい説明をしてくださいました。
第一収容所の入り口ゲート。
「ARBEIT MACHT FREI(働けば楽になれる)」の文字が掲げられていますが「B」の文字が上下逆になっています。
ゲートを作らされた被収容者の小さな反抗の跡といわれています。
実は数年前にこのゲートの文字部分が盗まれて新たに取り付けられたそうです。
なんと罰当たりな
働けば楽になるというのはまったくの嘘で、一度入るとここから出る事はほぼ不可能でした。
収容所には28棟の「囚人棟」があり、最大で28,000人も収容されていました。
ここで殺害された人は、100万人以上にものぼると言われますが実際の数はわかっていません。
その3分の2をユダヤ人が占めました。
アウシュビッツにはさまざまな国から次々と人々が送られてきました。
列車がアウシュビッツに到着すると待ち構えていたドイツ人の医師たちが『選別』と呼ばれる作業をします。
労働力になるか、ならないか。
働けない人間に価値はないとみなし、13歳以下(身長120cm以下)の子ども、妊婦、お年寄り、体の不自由な人は即ガス室に送られます。
選別すらされずに列車で着いた人全員をガス室に送り込む事もあったそうです。
敷地内は高圧の電流が流れる有刺鉄線に囲まれています。
もし逃げ出したりしたら連帯責任で家族や仲間も殺されてしまいます。
過酷な環境に心身共に衰弱し高圧電線に自ら身を投げて自殺を図る人もいたそうです。
あちこちに監視塔が見られました。
アウシュビッツ強制収容所の記事では目を背けたくなるようなお写真も出てくるかもしれませんのでご了承ください。
外壁・屋根の塗り替えは『株式会社 佐々木塗装』におまかせ下さい!
大切なお住まいの見積り・点検一切無料!しつこい営業も致しません。
お気軽にお問い合わせ下さい。
くわしくはこちらにどうぞ
フリーダイヤル(通話料無料) 0120−116−795(イイイロ ナットクココ)
TEL 082−810−5310
E-mail: sasaki-tosou@poppy.ocn.ne.jp
『株式会社 佐々木塗装』のホームページはこちらです
スタッフブログ更新中。ぜひご愛読ください。
『佐々木塗装スタッフブログ』
2024年03月03日
この記事へのトラックバック