2024年03月05日

世界遺産『アウシュビッツ強制収容所』A

世界遺産『アウシュビッツ強制収容所』には当時を物語る多くの物や写真が残されています。

安住の地を与えると言われて連れてこられた人々はほとんどの人が全財産を持ってやってきていました。
到着すると持っていた荷物はすべて没収されまさに身ひとつになりました。

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靴(11万足以上)

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眼鏡(約40kg)

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義手・義足(470本)
障がい者も排除の対象でした。

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カバンやトランク(3800個)
安心させるために(後でわかるようにと)あえて名前、住所を書かせました。

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鍋などの日用品(1万2000個)

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タウェス(ユダヤ人が祈る時に肩にかける特別な布)

選別されて労働者として収容されるとまず髪を刈り取られました。
一部撮影禁止のエリアがありました。
そこには被収容者から刈り取った髪の毛がうず高く積まれていました。
7tあった髪の毛のうち約2tが残されています。
刈り取られた髪の毛は衣料品会社や絨毯製造工場に販売され糸や靴下に加工されました。

被収容者の写真。
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初期はこのように証明写真を撮っていましたが、毎日10時間以上の労働をしながら粗末な食事しか与えられなかった為、人々はやせ衰え証明写真とは別人のように人相が変わり写真は役に立たなくなったそうです。
後には下の写真のように管理番号(登録番号)の入れ墨をして管理していたそうです。
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過酷な環境の中でほとんどの方が数ヶ月で亡くなっています。

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男性は縦縞のズボンと上着を着用し、女性は作業着を身に着けました。
履物は男女ともにサイズの合わない作業靴が支給され木靴の場合もありました。
着替えなどなく与えられた1着の囚人服で一日を過ごしました。

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被収容者はカテゴリーで区別されています。
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囚人服には、「ユダヤ人」「政治犯」「一般犯罪者」「同性愛者」などを区別するマークがつけられています。
これは強制収容所内にヒエラルキーが形成されていた事を意味します。
ドイツ人を頂点に西・北ヨーロッパ人、スラブ人、最下層にユダヤ人や同性愛者がロマ・シンティが置かれ、下層にあればあるほど食料配給量や宿舎の設備、労働時間など過酷な状況に置かれ死亡率も高くなりました。
心理的に下層の被収容者がいる事で上層の者に多少の安心感を与えると共に、被収容者全体がまとまって反抗する機会を作らせない狙いがあったと考えられます。

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posted by りょうこ at 15:14| 広島 ☁ | TrackBack(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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