即刻ガス室に送られるか、労働者として収容されるか、人体実験の対象として残されるかです。
仕事を課せられることで即死を逃れた人々を待っていたのは「労働による絶滅」です。
このような労働があったそうです。
@懲罰部隊
生産性のない過重労働をひたすら続けさせられ、多くが短期間に死亡したとされています。
A生産的労働
周辺の軍事工場で戦争に必要な資材を作り出したり施設を管理する為の労働。
技能者・知識者が選ばれたが過酷さに変わりはありません。
B特別労務班員(ゾンダーコマンド)
所内で死亡した被収容者の処分を担当させられ待遇は良かったものの口封じの為に数ヶ月に一度処分されました。
C労働監視員(カポ)
主にドイツ人の犯罪者から選ばれ、被収容者の階級では一番上でした。
他の被収容者を監視する仕事を行っていました。
囚人の中には収容所内の強制労働者として働く人もいれば、収容所の台所で働いたり、床屋として働く人もいました。
女性は山積みの靴、衣服、その他の囚人の持ち物を仕分ける事もありました。
ガス室


アウシュビッツに送られてきた人の8割はガス室で殺害されました。
パニックを防ぐため、収容所の看守はシラミを取り除くためにシャワーを浴びるのだと言いました。
貴重品は全部渡して服を脱ぐように指示されました。
その後裸でシャワー室(ガス室)に入れられ看守が鉄の扉を閉めて錠をかけました。

その時使われたのが「チクロンB」という劇薬。

これが天井の小さな穴から投げ込まれました。

大量の空き缶が残されています。
4缶で1,000人を殺傷する事ができたそうです。
ガス室に入ってから20分以内に全員が酸素欠乏で亡くなりました。
遺体はいつも苦しそうに折り重なり、投げ込まれるための小さな穴の近くに殺到していたそうです。
どんなに苦しかった事でしょう。
監視下の中、囚人たちは死体を隣りの部屋に引きづっていき、髪の毛、金歯等を剥ぎ取るように強制されました。
遺体は焼却炉で焼かれるか集団墓地に埋められました。
ナチスにとって一番効率よく大勢を殺害できる方法がガス室での殺害だったのです。
ガイドさんの話だと毎日の銃殺でSS(ナチス親衛隊)の精神状態もおかしくなっていたそうです。
この方法だとSSの精神面の負担を配慮でき低コストで効率よく大勢を殺害できたのです。
当時のアウシュビッツの所長ルドルフ・ヘスは、このガス室のすぐ近くに家族と共に住んでいました。
家族を大事にし、おうちに帰ればとてもいいお父さんだったそうです。

後に(戦後)彼はガス室のすぐそばにある絞首台で公開処刑されました。
死の間際、ヘスは「自分は、ナチスの歯車のひとつだったということに過ぎない」と語ったそうです。
絶対に許される事ではないけど当時ヒトラーに逆らう事は死を意味する事であったに違いありません。
戦争は人間が人間でなくなり人の心を失ってしまいます。
先日ウクライナのゼレンスキー大統領が、ロシアによる全面侵攻で、これまでに31,000人のウクライナ兵が殺害されたと公表しました。
その一人一人に愛する家族や友人、守るべきものがあったはず。
大切なものを犠牲にしてまでやらなきゃいけないのかな。
止めれる人はいないのかな。
私がいつも(家で)言っている事。
@ロシアとウクライナは戦争じゃなくてスポーツ大会で楽しく決着をつける。
A北朝鮮は意味のないミサイル発射を一切止やめて国民を元気づける為に花火を上げる。
ミサイル一機でどれだけ大がかりな花火大会ができることか。
それで国民の士気が上がればその方がよっぽどいい。

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