先月の終わり、以前工事をさせていただいたOB客様からの相談がありお伺いしました。
軒先や外壁に大量の毛虫が発生しているとの事。
これは「ヤネホソバ」と言われる虫の幼虫です。
茅葺き屋根に発生するコケを食べていたことが、名前の由来とされています。
全体的に黒っぽい色をしており全身が毛で覆われています。
体長は2cm程度といったところでしょうか。
この幼虫には毒針毛があり触ると激しい痒みがあったり、赤く腫れたりするそうです。
幼虫は、庭の植栽の地面や建物の基礎周辺に生えたコケ類、屋根や軒、板塀などに生えているコケ類を食べて育ち、壁面を這い上がったり、屋根から糸をひいて降りてきて、ベランダや屋内にも侵入するようです。
庭木もないのに発生する事もあります。
成虫は3月下旬〜4月下旬、6月下旬〜7月上旬、8月下旬〜9月上旬の、年3回発生し蛹で越冬します。
昔は代表的な家屋害虫(毒虫)だったそうですが、茅葺屋根が減った事もありしばらくの間は害虫として重要ではなくなっていましたが、近年(特に2000年以降)、急にまた個体数が増えてきて、問題化しているそうです。
こちらのお宅は15年前に弊社で屋根の葺き替えや外壁塗装工事をさせていただいたお宅。
たしかに日当たりの悪い北面の下屋根は藻が付着して緑になっていました。
毎日少しづつ駆除してみたそうですがどうにかならないかというご相談でした。
気温が高くなって減ってきたいう事なので調べてみたところやはり季節的に発生する虫のようでした。
大がかりな消毒駆除は必要ないのではないかと判断しました。
こういう風な屋根や外壁の藻や苔を食べています。
根本的な方法は清掃するの一択。
洗浄して苔を取り除いてあげれば良いのです。
ただ屋根の洗浄は危険を伴いますので一般の方ではなかなかできないと思います。
外壁の塗装をする際はついでに屋根の洗浄もお願いしたらいいと思います。
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2024年08月23日
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